デッキを使った掃き出し窓の段差解消工事  相模原市緑区

掃き出し窓から庭へ 楽に出れるようになりました。

施工前

施工後

施工前の状態

 利用者様が長年慣れた移動の方法は、掃き出し窓の外に置いた縁台に座ってから向きを変え、後ろ向き(腹這い)になって縁台に手をついて立ち上がっていました。

縁台の奥行きは30㎝程しかなく、向きを変える時にぐらぐらして不安定です。

立ち上がるとすぐに犬走りの10㎝程度の段差があり、踏み外して転んだり、転びそうになった事が幾度もありました。

 利用者様のご希望は長年慣れた動作をあまり変えないで、掃き出し窓からの移動が安全に出来るようになる事です。

福祉用具の手すり付踏台踏台を設置して歩行による移動(昇降)を試しましたが、立った姿勢で昇降を行う事に怖さを感じてしまい、踏台と手すりによる昇降は却下となりました。

 以上の事を介護保険課に報告(相談)して、「段差解消工事」としては特殊な例ではありますが、利用者様の慣れた動作を変えないように安全に移動(昇降)が出来る方法がないか相談しました。

 安全対策として、①安全に楽に向きを(腹這いに)変えられるようになる事、②安全に立ち上げれる様になる事、の2つに重点を置きます。

まずは、犬走りの段差を覆うようににデッキを設置し、犬走の段差での転倒を防止します。(段差を隠して段差を無くす段差解消!?)

 更に、利用者様が向きを変える際の動きに合わせて手すりの位置や各段差の高さを調整して、デッキと手すりを設置します。

 

自己負担工事にはなりましたが、利用者様のご希望により他の掃き出し窓までデッキを広げ、全体に手すりを取り付ける事で、バルコニーのような横に広いデッキが出来上がり、軽い物を干した日向日向ぼっこやお茶飲みが出来るようにしました。

今回の工事は「段差の解消」と「手すりの取り付け」として、20万円までは介護保険の対象工事となりました。かなり異例ではあると思いますが、利用者様が安全に楽に安心して過ごせる環境が出来上がりました。

😀ご利用者様の声

細かいところまで相談にのって頂き、希望通りに出来上がりました。とても満足です!

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