身の回りで様々な値上げが相次いでいる中、２０２２年の１０月１日より手すり等の部品メーカも１０％前後の値上げを発表しています。
介護保険制度が２０００年に始まり、当初５％だった消費税も今は倍の１０％になりました。２０万円が上限の住宅改修工事ですが、現在は10%分の２万円は税金です。さらに物価高騰で１０％前後の材料費の値上げやガソリン価格の高騰、産業廃棄物の処分費の高騰・・・２０年以上の間に多く費用が余計に乗っかってきているのに、介護保険住宅改修費の上限２０円はそのままです。
「２０万円の範囲内でお願いします。」という工事の依頼は少なくありませんので、どうしても工事の規模が小さくなってしまいます。工事の規模と言っても介護保険対象の工事は安全を確保するための工事なので、金銭的に余裕がある方は自費でどうにかなりますが、厳しい方については「安全」を諦める事になります。
将来的に介護保険制度も他の社会保障制度も危ういので期待は出来ませんが、何か手段な無いのでしょうか？
