車椅子を使用した移動が楽になるようにテラスにスロープを造りました。
現状はテラス入口に50㎝程の段差があり、出入りをそちらから行っていましたが、今後は歩きでも車椅子でも楽に安全に移動が出来るような通路にしたいと言うご希望です。
敷地は駐車場が隣接していて広いため、長めのスロープを造る事が出来ます。
今回は型枠を組んで高さの約8倍の長さのコンクリート製スロープを造ります。
スロープの先に行くほど敷地が少しせり上がっているので、約6度以内の勾配でスロープを造れます。
型枠と同時に、手すりを取り付ける為の穴の準備もしておきます。
歩きでも車椅子でも楽に移動が出来るスロープと手すりのできあがりです。
手すりをスロープの先まで付けてしまうと今は邪魔になりそうなので、あえて少し手前で止めています。将来的に必要になれば連結して取り付ける事が可能です。
テラスの床ともフラットになり、スムーズに出入りが出来るようになりました。
スロープの幅も広めに造っているので、角の部分で転回も容易です。
No,111