103 屋外通路の段差解消  相模原市S様

スロープに段差を付けた場合の段差解消

施工前
施工後

 利用者様(家族)のご希望は、玄関ポーチから敷地外の道路までの通路をスロープにして、車いすを使用した介助を安全に楽に行いたいというご希望でした。

しかし、ポーチと道路までの段差が距離に対して高く、スロープだけで舗装をしてしまうと勾配がきつくなってしまいます。

施工前

施工前

さらに、敷地内をコンクリート舗装で横切るように段差を付けてしまうと雨水の逃げ場が無くなってしまい、庭に水がたまってしまうと言う問題も発生しました。

そこで、スロープについては、あえて10㎝程度の段差を3箇所に設けて全体の勾配を緩やかにしました。

段差には識別しやすくするために色の付いたレンガを埋め込みます。

施工後 段差の状態

最下段のスリット
中央部分のスリット

水たまり対策としては、スロープの2箇所にスリットを作り、水が抜けるように加工を行いました。

今回の段差解消は、あえて3箇所の段差を設けてスロープの勾配を緩やかにした事例です。

あくまでも、介助者による車いすの操作が必要となるスロープですので、事前の打ち合わせが重要です。

勾配がきつくても頑張って一気に移動を行うスロープにするか、小さな段差を上げながらも緩やかな勾配を少しずつ移動ができるスロープにするか等・・・

介助者が10㎝程度の段差をステッピングバーを使って超えることが容易に安全に出来るか、1段1段の奥行きがどれくらいあれば出来るか等、事前の打ち合わせやシュミレーションが大切な改修でした。

施工後

施工後