大きな踏み石を埋設して新たに踏み台を造った事例
玄関前には大きな踏み石があり、今日まで玄関ポーチへの昇降を助けていました。
石には風合いがありましたが、踏み面が平らではないので転倒の不安を感じるようになり、
石を撤去し、新規の踏み台と手すりを設けた実例です。
しかし、既存の石は100㎏を優に超えると思われる重さ! 処分をする場合はかなりの費用が掛かります。
そこで、今回は「踏み石を埋め込んでしまう」という方法で施工をしました。
まず、石にロープをくくり付け、トラックで引っ張って石を移動。ロープを石にくくり付けるだけでも容易ではありません!
石が収まる穴を掘り、石を埋め込みます。この石は新たな踏み台のベース基礎にしますので、石を落した後に更に転圧をかけます。
ちなみに残土は石の大きさの約3倍の量が出ます。石よりも残土の処分費用の方がはるかに安価です。
後は通常のコンクリートの踏み台を造り、手すりを取り付ければ出来上がり!
途中の苦労は何も分かりません・・・・
以前の風合いは無くなってしまいましたが、安全な昇降が出来るポーチになりました。