先日、一般のお客様から直接ご依頼を頂き、住宅改修の現地調査にお伺いしました。
介護保険を使用する工事かを確認すると、「使えるなら使ってよ!」というお答え・・・
介護保険の被保険者証を持っているかお聞きすると、
「たぶんあると思う・・・ 毎月ちゃんと保険料を払ってるからどこかにあるでしょう!?」
というお答え。
申請を行ったか?、認定調査を受けたかを聞くと受けてはなさそうで・・・
聞くと、つい最近まで元気に働いていて、病気も怪我も痛いところもなくピンピンしてたとの事。
最近になって急に足が痛くなって手すりが欲しくなったらしく、今までは「手すりなんか邪魔」と感じていた程お元気だったようです。
結局、申請に掛かる時間の事や現在もお元気なので認定されない可能性もある事をお伝えして、今回は自己負担で工事を行う事になりました。
保険料を支払っているから介護保険をいつでも使えると思っていた方は以前にもいらっしゃいました。
「健康保険」と同じ感覚でいらっしゃるのかも知れません。
「介護保険」は必要な状態になってから初めて内容を調べ、そこで申請が必要だと知り、あわてて役所や包括支援センターに連絡をすると言うような話を時々お聞きします。
申請を行うための時間、申請を行ってから認定結果が出るまでの時間は1ヶ月以上掛かることが多く、利用者様やケアマネジャー様を悩ましている事も少なくありません。
本当に必要な場合は、病院や役所の判断ですぐに使えるシステムがあれば良いと思っています。