壁面に強度が無い場合の浴室手すりの取り付け
浴室の壁面はさまざまな材質で造られており、特にユニットバス(システムバス）の場合はメーカーやタイプ、造られた年代によって壁面強度の違いがさまざまです。
今回の浴室はハーフ型のユニットバスで、浴槽廻りは樹脂で造られており、壁面は5ミリ程の厚さのセメント版にタイルが貼られた壁面で、通常の固定やTQアンカーでは割れる心配があります。
そこで今回はアルミ製の補強板を使用し「面」で強度を保つ方法で手すりを取り付けます。
補強板には接着剤を使用し、更にアンカーによる固定を行います。
通常の手すりの固定はｱﾝｶｰとビスによる「点」の固定になりますが、補強板を使用して大きな「面」による固定を行う事で強度が向上します。
ご利用者さまの声
お風呂での立ち座りがとても楽になり、安心して入浴を出来るようになりました。
