上がり框の昇降や框に腰を掛ける時には常に靴入れを頼っていましたが、靴入れは固定をされていない為にグラつきもあり、頼り切るには不安がありました。
しかし、靴入れをどかして壁や框に手すりを付ける事は希望をしません。今までの慣れた環境と動きを出来るだけ維持し、安全性を向上したいという希望がありました。
そこで・・・まずは靴入れをしっかりと固定し、その後、ご本人の動作に合わせて靴入れを利用した手すりを取り取り付けました。
上がり框の立ち座りや立位での昇降、履物の出し入れなどの動作をしっかりと掴まって行えるように、動きに合わせて手すりを配置しています。
今までの慣れた日常動作に大きな変化を与える事無く、安全性も容易性も向上する事が出来ました。