手すりの取り付け位置を片側に寄せた事例
幅が広い階段に手すりを取り付ける場合には、手すりの位置をどこにするのかを利用者様としっかり相談をして決める事が大切になります。
主に使用する方の身体状況や家族構成など、様々な事情で手すりの位置が真ん中になったり、壁寄りになったり、少しだけ中央寄りにしたりします。
その家の環境と使う方の状況をよく聞いて相談しながら決定していきます。
今回の事例は「片側はなるべく広く、もう片側は人が一人通れる程度の幅で」というご希望で手すりを取り付けました。

狭い方は約70㎝、広い方は約120㎝に手すりを取り付けています。
狭い方は身体状況が良い時に一人で手すりに掴まって階段の昇降が行えるように
広い方は、介助が必要な場合や荷物がある場合、大きな荷物の搬出入が必要な場合に使用できるように。
長い階段なので、様々な状況に対応できる手すりを希望されました。
長くて幅の広い階段なので、狭い側の方が壁も近くて転落に対する恐怖心は軽減します。
特に降る時には何となく安心感があります。

今回の利用者様の家屋(玄関)は高台にあり、長い外階段が折れ曲がるように3か所あります。事例の幅の広い階段は3か所の内の中央にあり、3か所すべての階段の段数は33段になります!
ご希望により全ての階段に手すりを付けましたので、「昇り降りがとても楽になった」とご利用者様に喜んで頂きました。
ご利用者様から他の画像もご提供して頂きましたので掲載します。




😀ご利用者様の声
「使ってみて歩くのがとても楽になって、造ってもらって本当に良かった!」
No.133