一般的な屋外手すりの施工手順
屋外手すりの中でも比較的多い屋外階段手すりの施工をご紹介します。
屋外の手すりは支柱を立てて取り付ける方法が多く、住まいる悠では支柱の固定については通常
「埋め込み工法」で行っています。
埋め込み工法の他にアンカーによる固定方法もありますが、アンカーを打ち込む相手側の強度に
バラつきが多い為、支柱を埋め込む工法を採用しております。
今回は屋外手すりの一般的な施工手順をご紹介します。
①まず、支柱を埋め込む為の孔を開けるコアドリルです。
先端がダイアモンドカッターになっているホールソーで、回転速度やトルクを調整できるドリルです。
コアドリルは水を注入しながら開孔していく湿式タイプとカッターの力だけで開孔する乾式があります。
住まいる悠では湿式を使用します。
タイルなどのデリケートな材質に開孔をする場合に相手の材料(タイル等)を破損してしまうリスクが
少ないという理由からです。
②ハンディタイプのコアドリルでは、湿式の場合はホールソーの内部に装着するポンプに
水を入れて開孔します。
今回は約20センチの石を積み上げた階段に支柱を固定しますが、
通常の埋め込み(20センチ)では階段ごと外れる恐れがありますので、
5センチ位多く開孔し階段を貫通して側面の石と合わせて固定します。
孔が開きましたら上下2本の支柱を固定します。
勝手に親の支柱と呼んでます。・・・この後に間に入る3本が子供・・・!?
親の支柱が要になりますので、垂直をしっかりと出して固定します。
速硬性セメントで固定するので、30分位で動かなくなります。
ここまでの工事を昼食前に終えられれば午後が余裕です♪午後からは中間に入る支柱を固定します。
午後からは中間に入る支柱を固定します。
間の支柱を埋め込んだら、 その他の部品を取り付けて完成です。
冬以外であれば完成してから1時間後には使用可能です。