スケルトン階段に手すりを取り付ける! 相模原市

壁の無い階段に支柱を使って手すりを取り付けました。

施工前

施工後

階段の全てがスケルトン(オープン)になっている階段には、初めから柵や手すりが付いている場合が多いと思いますが、一部がスケルトンになっている階段は施工前の画像のように手すりが付いていない事があります。

今回の階段には、反対側の壁面に既存の手すりが付いていましたが、片側の手すりだけでは昇降が困難に感じるようになった為、両側に手すりが付く事を希望されまた。

過去にも幾度か行っている工法ですが、

手すり用の支柱を使って、壁面の手すりとつなげる事で手すりを連続させる事が出来ます。

下側の手すりの位置については、使用する方の希望に合わせて調整をしますが、今回は、いちばん下まで手すりを付けてしまうと動線的に使いにくいという事で、左の画像のように、2段上げた位置に支柱を立てています。

 

 階段の2階部分は通常の補強板を使用した手すりの取り付けを行い、支柱の手すりと連結する事で連続手すりとなっています。

支柱の固定については、通常の付属のビスによる固定と、さらに強度を上げるために貫通ボルトを使用して、階段を挟み込むように固定を行っています。

下側の支柱は、手すりを横方向に強く引っ張った場合に大きな負担が支柱の根本に掛かりますので、引っ張てもベースのビスが抜けないように無垢の踏板であっても貫通ボルトで補強を行っています。

No.135